outletshoesクリエイティブのフーコです。シューフィッターでもあります。

パンプスを履いたときに起こりやすい痛みと、その原因・対策についてお伝えしていきます。


 

 

暑い季節になりました。

パンプスについてお話していますが、サンダルを履く方が増える頃ですね。

かく言う私も、近頃はほとんどサンダルを履いています。

 

指先が自由になるのがサンダルのいいところ。

せっかくなので、ちょっとした空き時間に意識して足の指を開いたり閉じたりする運動をしてみると、足の健康につながります。

 

是非やってみてください。

 

それでは、第三回です。

 

 

 


シューフィッターが伝えたい!
パンプスの「痛い」の原因(全5回)


1 踵が靴擦れして痛い


2 指が靴擦れして痛い


3 親指の付け根・小指の付け根が痛い(外反母趾・内反小趾) ←今回はココ!


4 足の裏にタコ・魚の目ができて痛い


5 パンプスと足の裏にスキマがあり、疲れて痛い


 

 

 

親指の付け根・小指の付け根が痛い原因

 

今回は、親指の付け根・小指の付け根の痛みについて。

この部位の痛みの多くは、足に起こる疾患の中でもかなり一般的で特に女性に多い外反母趾と、男女問わず気付かないうちに起こっている内反小趾が原因です。

 

外反母趾はよく聞くけど、内反小趾って?と思う方も多いかと思います。

 

まずはそれぞれの状態と、起こる原因についてお話します。

 

 

 

外反母趾・内反小趾の状態

 

ごく簡単に説明すると、外反母趾は、文字通り「母趾」=「親指」が「外反」=「外に反る」ことで、体の外側(小指側)に向かって親指が曲がってしまう疾患です。

 

では内反小趾はというと、こちらも「小趾」=「小指」が「内反」=「内に反る」ことで、体の内側(親指側)に向かって小指が曲がってしまう疾患を指します。

 

痛みを伴うかは人にもよりますが、下図の赤くなっている部分が出っ張り、疼痛があることが多いようです。同じ原因で起こるため、併発している場合も。

 

 

 

では、これがどういう状態かというと、下図のように「骨が変形してしまっている状態」です。

 

 

外反母趾は画像のように、親指が指の付け根の関節から体の外側向きに曲がっている状態をいいます。

この場合、親指の付け根の関節は体の内側向きに押し出され、出っ張った部分が履物と擦れたり圧迫されたりして炎症を起こし、痛みが出てきます。

 

同じように内反小趾は、小指が指の付け根の関節から体の内側向きに曲がっている状態です。

こちらも小指の付け根の関節が体の外側向きに押し出されて、出っ張った部分に炎症が起こります。

 

 

外反母趾・内反母趾の原因

 

では、何故このような状態になってしまうのかについて。

外反母趾には先天的や遺伝的な原因がある場合もありますが、ここでは主に後天的な原因についてお話します。

 

① サイズの合わない靴を履く

小さすぎる靴を履き続けてつま先が圧迫されたり、逆に大きすぎる靴で歩くことで、足が前すべりして指がつま先部分に深く入り過ぎ、圧迫されたりして起こります。

また、足長が合っていても足囲が合わなかったり、スロート(履き口)や甲で足の固定ができなかったりする靴を履いても前すべりしてしまうため、同じことが起こります。

 

② 形の合わない靴を履く

例えば、スクエアトゥの人が無理に指先を圧迫されるポインテッドトゥを選ぶと、つま先の細い部分で指が圧迫され、外反母趾を起こしやすくなります。

 

③ ヒールの高い靴を履く

ハイヒールの、特に留まるところが少ないパンプスを頻繁に履くと、体重が足のつま先側に集中して掛かり、前すべりして指先が圧迫されて外反母趾を起こしやすくなります。

 

リウマチによる関節炎や糖尿病、痛風などの病気があると外反母趾になりやすい傾向があります。

一概に靴の影響のみとは言えませんが、日常的に履いている靴による影響がかなり大きいことがわかります。「つま先の圧迫」が主なポイントですね。

 

 

外反母趾・内反母趾への対策

 

骨が曲がってしまうなんて怖い…と思った方も多いと思います。また、原因になる部分にはパンプスが関わっているところも多いのが現実。

 

外反母趾や内反小趾の方の足に負担が少ないのは、指先が自由になる靴。

そうなると、今回の連載はパンプス縛りなので難しい部分もあります。

 

しかしそれでもパンプスを履きたい! 履く必要がある…という方のために、パンプスを選ぶ際のポイントと、履くときの保護に着目した対策をご紹介します。

 

 

① 足に合ったサイズ・形のパンプスを選ぶ

 

原因のところでも述べた通り、外反母趾・内反小趾には前すべりが大敵。

指を圧迫しないためにも、履き込みの深いパンプスでスロート(履き口)がきちんとフィットするかを確認し、もし緩いようであれば、ハーフインソール等を使用して調整すると、負担が少なくなります。

 

 

また、つま先が細すぎず自由に指を動かせる、トゥの膨らみが大きめのラウンドトゥや広めのスクエアトゥなどのパンプスなら、比較的負担にならずに履けるので、試してみてください。

 

 

② ライニング(裏地)がやわらかいパンプスを選ぶ

 

ライニング(裏地)にクッションが入っていたり靴に使われている生地そのものが伸縮性のあるやわらかいものであれば、圧迫が弱まり、痛みが軽減されることがあります。靴を選ぶときは、見た目や形以外に、ライニング(裏地)にも気をつけてみてください。

 

 

 

③ 市販の外反母趾・内反小趾サポートパッドを使う

 

親指と人差し指の間や小指と薬指の間をググっと広げて、そのまま靴を履けるタイプのパッドが市販されています。

通販やドラッグストアで取扱いがあるので、気になる方は是非調べてみてください。

 

家にいて靴を履いていない間も、足の指を広げるリラックスグッズで足の指の間を広げるのもいいですね。

 

 

 

④ 外反母趾用のクッションを使う

 

靴を履いて痛いのが何より辛いところ。出っ張った部分を保護するための、直接患部に貼るクッションやサポーター、クッション付きフットカバーなども販売されているので、痛みのある方は試してみることをおすすめします。

 

▶機能性 外反母趾対策 浅履き フットカバー(¥380)

 

 

もちろんパンプスではない靴を履く場合には、甲周りを靴紐で固定でき、中で指が自由に動かせる形の靴を履くのが、足のためには良い選択です。

また、同じく指が自由になり、更に歩くことで足の裏や指の筋肉を鍛えることのできるトングサンダルも足の健康に繋がるので、意識して履いてみるといいかもしれません。

 

外反母趾と内反小趾は、症状の重さは様々ですが、何人かの足を見ると必ず出会うくらい、よくある疾患です。

心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

 

 

痛みがひどい場合は受診を

 

もし見た目は軽度でも患部に痛みがある場合は、整形外科などの医療機関の受診をおすすめします。

足の病気は万病のもと。早めに手を打って損はありません!

 

放置しておくとどんどん進行してしまうので、痛みがなくても一度自分の足をよく観察してみてください。

 

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